今年のゲームショウの最大の特徴としまして、コスプレでアピールをしている企業が増えたな…という印象です。
ある程度の資金力がありそうな企業は、だいたいコスプレを投入していました。
おそらく、あのポーズの取り方などはコスプレイヤーだろうな、という予測が出来るわけです。
あまり動かないのは、たぶんモデルさんです。
それに対して、中小のスマホ関連のゲームメーカーなどでは、予算の都合なのかコスプレの投入は見られません。
そこで、思ったのです…
そういった中小のゲームメーカーに、安価にコスプレイヤーの採用を持ちかけられないかな?と。
昨年はSONYがXperiaで行っていた手法、今年はDMMもやって来ました。
SONYは今年も、同じ手法を用いています。
胸元に、宣伝を入れるというヤツ。
他にも6wavesというメーカーが、コスプレで大腿部や露出したお腹に宣伝を入れて、写真に写るようにしています。
その効果はご覧の通り、絶大です。
当然ながら、個人のSNSで拡散されれば人の目に触れる機会も多いというわけです。
このゲームは何だろう、と「検索」するわけですね。
個人のコスプレイヤーでも、こういった中小メーカーへの採用売り込みが出来れば、土日のバイトという形で収入の足しに出来るのではないかと、考えるわけです。
特に、可愛かったり少し胸が大きかったりすれば…
マスコミに登場するような、トップクラスのコスプレイヤーならば、事務所に所属したりしてイベントに引っ張りだこではあるのですが、なかなか個人となるとそうも行かないのが実情です。
そういう部分をビジネス化出来ないかな?
と、感じた今年のゲームショウでした。
ちょっと興味のあるコスプレイヤーさん、もしくはコスプレを知らない素人さんでも、そういうビジネスモデルを(ひっそりと)立ち上げてみませんか?
個人で問題になるのは、企業との交渉と金額を決めるマネジメントなんですよね。
・どうやって企業を探してくるのか
・営業をかけて、企画を提案する
・金額の交渉
今のコスプレイヤーが行うお仕事は、twitterへの連絡待ちで完全な受け身なはずです。
これを能動的に行う、ということ。
普通の会社がコレをやろうとしますと、コスプレってある意味独特な世界なので、絶対につまずくのです。
そういう消えていった会社を、いくつも見てきました。
ウィッグのゼ〇ァーなんかは、その典型的な例ですよね。
元々は先代の社長が医療ウィッグを扱っていたはず、そこで今の社長(息子)がファッションウィッグへ進出して、さらにコスプレウィッグへと進めたもの。
その流れからコスプレ衣装までを扱っていましたけれども、売り上げが伸びずに閉鎖して本社ビルも売却しています。
他にも「C〇SPY」とか「ムラ〇モ」や「ブル〇ローズ」など、消えていくショップは多いですね。
最近だと、「コスキュ〇ト」なんかもウェブサイトが消えていますね。
いずれも共通点は、社長(代表者)がコスプレを知らない…ということです。
単なるブームで手を出すと、絶対に失敗する商材だと言うことですね。