三井住友銀行 渋谷店 olive シェアラウンジ

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キャッシュレス時代の三井住友銀行をOlive口座にしてみたメリット&デメリット

消えた!三井住友銀行の窓口

三井住友銀行 olive シェアラウンジ スターバックス

1月5日(月) -数駅先まで行かないと無い銀行窓口

昔は、常に利用する駅前に銀行の支店があり、そこの窓口で銀行口座を作り給与振り込みや公共料金の支払い用に利用していたはずです。が、その銀行窓口が次々と支店の統廃合で消え、気がつけばATMすらも消えて遠くの駅前やターミナルへ行かないと"無い"という状況になっています。

ネットバンクやキャッシュレス決済が増えたためとは言え、現金が必要になる時もあるわけで、支払いで引き出そうとすると困ることがあります。人件費の高騰やリアル店舗維持の固定費の高騰で、窓口閉鎖はやむを得ないことなのかもしれませんが。

そんな中で、三井住友銀行の口座は普段ATMとネットバンキングで事足りていたのですが、窓口へ行かなければ手続きができないということがあり、統廃合で最寄り駅から遠く離れてしまった銀行窓口へ自転車で数駅先まで行かなければならないハメとなりました。本来なら車で行きたい距離なのですが、駅前で車が入ることができずまた商店街なので駐める場所も無いことから自転車です。

最近はその自転車も自由には駐められないことから、きちんと駐輪場へ入れませんとすぐに駐禁警告シールを貼られてしまうのでした。結局は、駅前至近の公共駐輪場は全て満車で、歩いて少し離れた駐輪場へ駐輪場難民として30分以上ウロウロすることとなってしまいました。

で、ようやく駅前の三井住友銀行の支店へとやってきたのですが、入り口こそ見覚えのある特徴ある形の自動ドアを入ると、そこにあったはずのATMや銀行窓口がありません。スターバックスのカフェラウンジになってしまっています。

唯一、入り口にカフェのメニュー表のようにOliveの宣伝があり「三井住友銀行」の関連であることはうかがえます。が、どこで窓口手続きをするのでしょうか?

銀行らしくない銀行窓口 Oliveラウンジ

三井住友銀行 ATM olive シェアラウンジ スターバックス
戸惑いながら周囲をキョロキョロと見渡しますと、奥にATMコーナーが目立たずひっそりとあり、その横の階段から2Fに窓口があるらしいことが判ります。階段を上がり2Fへと行くと、そこは本屋さんで銀行っぽさが全くありません。

たまらず、本屋さんのレジカウンターに「銀行窓口はどこ?」と聞いてしまいました。すると、向かいのカウンターが銀行窓口とのことで、そこのスタッフに問い合わせて待合カードを取ってもらい、ようやく窓口へとたどり着いたのでした。この「Olive LOUNGE」は、三井住友銀行が新しい銀行窓口の形として、「銀行」「カフェ」「コワーキングスペース(オフィス)」が一体になった店舗を展開しているとのことです。

銀行っぽくない雰囲気は待っていてもリラックスができて良いとは思うのですが、これはこれまでの銀行窓口に慣れている高齢者はワカランよ。実際に窓口へ来る高齢者は皆、2Fへ上がってきて戸惑っていたようでしたね。

実際、かかった時間は1時間半ほどでかなり待たされることになったのですが、その間はタブレットでWebニュースを見ながら待っていましたので、それほど苦にはなりませんでした。従来の銀行窓口だと30分も待たされたらイライラしてくるところです。実際、他の普通の店舗窓口でATMでは読み込めなかった破れた紙幣を交換するだけで、そういうことがありましたので。

三井住友銀行口座がOliveにできない

SMBC 三井住友銀行 Olive スマホ
さて今回、銀行窓口へ行かなければならなくなった経緯ですが、昨年に通常の三井住友銀行の口座を紙通帳からWeb通帳へと切り替えました。その後、Olive口座へアップデートしようとしたのですが、その時はエラーで止まってしまいできなかったのでした。

しばらく諦めていたのですが、年末12月に銀行店舗より「Oliveアカウント紹介プログラム」を紹介されて紹介コードをいただいたことから、再度Olive口座へのアップデートにチェレンジしました。ところが、再度エラーが出てしまい先へ進めません。

今度は三井住友銀行のお客様サポート「Oliveの申込・切替に関するお問い合わせ」の「0120-280-398」へと電話をし、エラー番号を伝えたところ少し待たされて回答が「そのエラー番号は営業制個人口座であることを示しておりOlive口座にできない」と言われました。

営業制個人口座とは

個人名義の口座なのだけども収益のために使われる銀行口座のことで、不動産を所有していて家賃収入や個人事業主などが使う個人名の口座です。

昔から個人として使っている銀行口座なので、営業制個人口座にした記憶はないのですが、昔アフィリエイトの入金先として使用したことがあるので、その際に営業制個人として認識されたのかもしれません。Oliveは個人向けサービスのため、営業制だとアップデートができないようです。

その後、店舗へ電話をして問い合わせをするように言われ、店舗へ電話をすると「Oliveにするのであれば一度窓口へ出向いて個人口座への変更手続きをする必要がある」とのことで、一度店舗窓口へ行かなければならなくなります。この時点ではクリスマスで年末は時間が無かったことから、お正月休み明けの月曜日に銀行窓口へと出向いたのでした。

その結果が、↑のようになっていたわけです。

Webキャッシュレス決済のために窓口手続き

当初、窓口のスタッフは「営業制個人から個人口座へはできない」「Oliveにするなら新規口座開設が必要」と言っていたのですが、新規口座を開設してまでOlive口座が欲しいわけではないため、それなら今の口座をそのまま使うと言うと、何かコソコソと相談していたようで「少し待ってください」と調べ始めました。結果、個人口座へ変更ができるということが判ったようで、手続きをしてもらっています。

窓口で提示したものは、

  • キャッシュカード(Web通帳なので通帳は無い)
  • 身分証明書(免許証)

の2つで、銀行印を持っていかなかったのですが、必要ありませんでした。今どきは、銀行も印鑑レスになっています。

待つこと1時間あまりで個人口座への変更ができたとの報告、その場でアプリからOliveへのアップデートを試してみますと、以前コード入力の画面で出ていたエラーは表示されずにその先へと進むことが確認できたため、これで終了です。

朝9時に出かけて行って、これだけで午前いっぱいかかってしまいました。Webアプリでキャッシュレス決済をするために、バリバリのアナログ手続きでした。

落日Tポイントと知名度低いVポイントが手を組んだ

帰宅後、その日のうちにOlive口座へとアップデートを行います。

これまでレンタルのTSUTAYAを運営しているCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が、2003年より発行していた共通ポイントの先駆けでもあったTポイントですが、これが2024年4月に三井住友銀行へと移りVポイントに変更となっています。

これまでTポイントを活発に使いポイ活を行っていたのですが、それはYahoo!との連携がありYahoo!ショッピング等の関連サービスやPayPayと相互ポイント交換ができるなどの相性が良かったことによるもので、VポイントとなったことでソフトバンクグループのYahoo!が離脱、その後もファミマ、ローソン、三越伊勢丹、ドトールコーヒーなどが離脱や縮小をしています。Yahoo!とPayPayが切れたことにより、Tポイントのポイ活メリットは大きく薄れてしまったのでした。

これには、docomoのdポイントや楽天ポイントなど他の強力な原資を持つ通信・IT系のポイントサービスが台頭してきており、そちらの方が日常に即していて使いやすいからという理由があります。実際にdocomoケイタイを使う身としましては、dポイントが数万円分貯まっており使える店舗も広いことからポイ活のメインとなっています。特に最近では、Amazonでdポイントが使えるのは大きなメリットです。

その落ち目だったTポイントをVポイントとして吸収したのが三井住友銀行のOliveで、決済機能が弱かったTポイントとクレジットカードや銀行といった決済機能があり、強力な原資を持つが知名度が薄いメガバンクの三井住友FG(Vポイント)が手を組んだ格好です。

今後は、三井住友FGの膨大な決済データと連動して高度なマーケティングの提供が目指せるかどうかがカギとなります。

三井住友銀行のOlive(オリーブ)とは

そんなT/Vポイントを取り込み、dポイントや楽天ポイントといった競合がひしめくポイ活戦線への殴り込みを行ったのが、銀行口座・キャッシュカード・デビットカード・クレジットカード・証券・保険などを1つの口座、「Oliveフレキシブルペイ」という1枚のカードにまとめた総合金融サービスが「Olive(オリーブ)」です。Vポイントが貯まりやすいというメリットがあります。

Oliveのメリットとしては、

  • スマホで銀行口座・証券・保険を一元管理
  • 1枚のOliveフレキシブルペイカードで完結
  • Vポイントが貯まりやすい
  • 銀行手数料が無料になる

といったことがあげられています。

最大の利点は、三井住友銀行の口座を持っていれば、「クレジットカード」「銀行口座」「証券口座」「Vポイント」の管理がフレキシブルペイのカード1枚にまとめられるということです。このため、三井住友銀行の口座とVポイントカードを持っているので、そこへNISAなどの資産運用をまとめるにはOliveにはメリットがあるとなります。

逆にメリットを感じられないのは、三井住友銀行の口座を持っていなくて新たに開設しなければならない場合など、管理しなければいけない銀行口座の数が増えていきますので、今後入出金が無く使われていない口座は有料化すると言われていることもあり増やしたくない、ということになります。

Oliveにはクレジットカードが付いてくる

ここで三井住友銀行の普通口座をOliveにアップデートするにあたり問題となったのが、クレジットカードの存在です。

現在、メインで使うのはdocomoのクレジットカードで、dポイントがザクザクと貯まっていくことから使い勝手も良く利用しています。その他にもガソリン系などお得になる何枚かのクレジットカードを持っていることと、数年前に断捨離で整理して減らしていること、また最近では年会費も値上がりをしているので、不要な使わないクレカは増やしたくないのが本音です。

ですがOliveでは、クレカが必須となるためアップデートには慎重になっていました。

そこで銀行から紹介の際に説明を受けたのは、付帯するクレカのグレードによりアカウントのランクが3種類あるということでした。その中には、年会費無料のアカウントがあります。

  • 「Oliveフレキシブルペイ」
    (一般ランク・年会費永年無料)
  • 「Oliveフレキシブルペイゴールド」
    (ゴールドランク・年会費5,500円)
  • 「Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード」
    (プラチナランク・年会費3万3,000円)

SMBC 三井住友銀行 Olive クレジットカード アカウントランク

これら3種類の違いは、ポイントの付与率と無料などの特典であり、クレカの年間利用額が多いほどに上位のカードの特典が大きくなります。

ゴールドランクでは年間で100万円以上、月にすると10万円前後を利用する場合には、1万ポイントが付与されることから年会費がチャラになる計算となります。最近は、年会費1万円は普通にかかりますから、年会費が実質無料になるという特典はオイシイところではあります。

最上位のプラチナプリファードは、年間で300万円以上の利用があればチャラになる計算ですが、そこまで行くとごく限られた人たちでしょう。一般的には、一般かゴールドに落ち着くはずです。ちなみにdカードの利用では年間100万円以上いきますので、メインをこちらにするのならゴールドランクということになるのですが。

今回のOliveアップデートでは、クレカはメインの使用とはならないことから、「一般」の年会費無料のアカウントランクで申し込むことにします。カードデザインは、薄い緑と迷ったあげく濃い緑にしてみました。

その他に申し込み時には、フレキシブルペイの申し込みなどいくつか選ぶモノがありますが、問題なく申し込みが完了しました。1/5に申し込んで、1週間ほどで新しいナンバーレスのフレキシブルペイカードとキャッシュ/VISAカード情報が記載された紙製カードが届いています。

従来のキャッシュカードはそのうち使えなくなるとのことですが、1/6にはまだATMで使えました。今度はマルチナンバーレスカードとカード情報の紙カードの両方を持ち歩かなければならないのかな。

クレジットモードとかデビットモードとか、アプリから変更する?
んっ!?使い方が今までと違うようで、よく解りません。追って、これらの使い方を調べることにします。

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