intelからAMD Ryzenへ見切り
PCが壊れたことで仕事が何もできなくなってしまったことから、大急ぎで復旧を目指してPCパーツを揃えます。
PCの最重要なコアとなるCPUが、intelと競合するライバルであるAMD Ryzen7 9700Xに決まりました。ここは一度組み立ててしまうと、なかなか交換は難しい部分ですので、長く使えるしっかりしたグレードを選ぶ必要があります。
これまでずっとintel CPUを使ってきましたが、ここ最近の迷走でintelの魅力は薄れ、積極的に選ぶ理由が無くなってしまいました。
このため、intelに見切りをつけAMD Ryzenへと乗り換えることにしたわけです。これは浮気ではなく、完全に見限り決別した形です。
昔、AMDのintel互換CPUはトラブルも多く、相性もかなりあり使いにくかったことから、あまり良いイメージは持っていなかったというところが本音です。が、最近の記事では評価が高く相性問題も標準的な構成ではほぼ無いようなので、安心して使えると判断しました。
おそらく、仕事で使う業務用でも問題は無いと思うので、もしPCはintel入ってるでなきゃダメだという経営者がいたら、それは情弱で老害を間違いなく認定できるでしょう。たぶん、素人はどちらが入っているか分からずに使えますよ。
さて、CPUが決まりますと必然的にマザーボードがだいたい決まってきます。これまでずっとASUSを使ってきましたので接続配置やBIOSなどは見慣れたASUS一択、AMD Ryzen 用のB850チップセットが決まります。
あまり高価なクリエイティブなものは手が出ません、かといって安いのもVRMや電源が弱いと高負荷に耐えられなかったり、もたつきが生じます。その間を取って電源が強化された中堅モデル、TUF GAMING B850Eというモデルがバランスが取れているようです。
ですが、ここで悪い癖が・・・2000円高くて電源が強化されてUSB4.0の端子が多いX870Eという一つ上のモデルに惹かれてしまいます。Geminiにどちらが良いか聞くと、下のモデルで十分だといいます。
USB4.0って、デバイスをまだ1つも持っていないのですけど‥‥3.2gen2までしかありません!
が、ここは直感に従いUSB4.0の端子が多いマザーボード、TUF GAMING X870E PLUS WiFi7となりました。
今のマザーボードってWiFi7標準装備がウリなのですが、正直言ってデスクトップは動かさないので有線LANでいいのですよね。無線の意味がない。
出る速度の理論値はWiFi7の方が上なのですが、無線は周囲の電波や障害物に大きく左右されるので、安定した有線の方が常時早いということになるのです。どうしても有線LANケーブルが引けない場所で使う場合に限定されます、別に無い方がスッキリするのですけど。
PCメモリ高騰でも買わざるを得ない
前日の電源に続いて連日、amazonのお急ぎ便で注文、価格コムで調べて少しでも安く、なんてやってる時間はありません。
さて、一番の問題は高騰しているメモリです。昨2025年末の頃は倍にまで高騰していましたが、少し熱は冷やされて昨年高騰する前の1.5倍程度に落ち着いているようです。
それでも高い、けど買わないわけにはいきません。旧PCのメモリが使い回しができれば、とりあえずこの場は凌いで後日高速で性能が高いものに入れ替えて、といきたいところなのですが。
旧PCはDDR3という規格で、現在の主流はDDR4とDDR5、最新のマザーボードはDDR5 しか使えません。13年前じゃ、そうだよなぁと当時これまた大枚をはたいて入れた32Gのメモリを泣く泣く捨てます。
もっとも、これのおかげで13年前のPCが現在の最新PCに遜色なく動画を扱えた理由です。それだけメモリの搭載量というのは重要なのです。
今回のメモリは、CORSAIRの6000MHzで16GBx2の32GB構成としました。
メモリと同時に最新のCPUとマザーボードの性能を発揮するためには、メインドライブをM2.SSDに入れ替える必要があります。
こちらも最新はgen5と呼ばれるPCIe5.0に準拠したM2.SSDが必要で、これも高騰しています。以前、一世代前のgen4はDドライブ用に購入してあり、C/Dドライブは各1Tで運用します。
Windowsのシステムは1TあればTemp領域を含めても十分で余裕はあり、作業領域が足りなくなるということはありません。500GBだと、今の時代はちょっと苦しいと思います。
これに加えて、gen4のM.2 SSD 1TをDドライブとして使い、アプリはこちらへインストールするようにします。1世代前のgen4でも、今回のマザーボードとメモリでは速いので、体感では分からないと思います。
Windowsのシステムとアプリのドライブを分けることで、どちらかがクラッシュしたとしても復旧が楽だということです。これを同じドライブに入れてあると、両方をいっぺんに失い再構築に時間がかかります。
また、最近ではメモリなのでアクセスの遅延はほとんど感じないのですが、Windowsシステムへのアクセスとアプリへのアクセスが別に行われることで並列処理されて、少しでも速くなるということも期待できます。昔の物理ドライブの時は、これは顕著でした。
これまでにもずっとこの構成で使ってきましたので、これは踏襲します。今回、お役御免となる使い終わったC/DドライブのSATA SSD 1Tx2は、RAID1のミラーリングで組んでこれら新ドライブのバックアップドライブへと回ります。
これらのPCパーツをamazonのお急ぎ便で18日に注文した後、CPUクーラーを取り付けるためのグリスを注文し忘れたことに気づきます。
以前、13年前に組み立てた時のグリスが残っているはずですが、古いものは酸化して硬化していて性能発揮できないよな、ということで慌てて追加注文します。
今のamazonは、まだ発送前であれば前の注文に追加ができて、送料も新たにかからないようになっています。小物の買い忘れはよくあることなので、助かりますね。
翌19日は、このグリスを後から追加したせいなのかどうかは判りませんが、届いたのは20時過ぎでその日の組み立て作業は断念したのでした。
自作PC初めてのAMD Ryzen調査不足で大問題発生
RyzenAM5にCPUクーラーが付かない
Amazonお急ぎ便で18日に注文したCPUやマザーボードは、19日の夜に届きました。この時間から組み立て作業を始めますと、確実に深夜になります。
翌20日世間はシルバーウィークで連休中、しかも台風25号が関東接近中で外は大雨が降っています。
前夜にamazonから届いたPCパーツを開封して、マザーボードにRyzen CPUを取り付けていきます。
ここはいつも、静電気を発生させないよう金属を触りながらドキドキの瞬間です。ここでミスると、一気にCPUとマザーボードを破損し10万円近い金額がパァになりかねません。
とここで、大問題が発生しました。これまで使用していました大きなタワー型の空冷CPUクーラーが、マウントが違うために付かないことが判ったのです。
このCPUクーラーは熱伝導性が非常によく、昔はファン無しでも使える時代のもの、ファンを併用すればよく冷やせることから今の高性能CPUでも使い回しは可能と見ていました。コストを数千円でも抑えるためにケチったのが完全に裏目に出ました
てっきりCPUクーラーのマウントは汎用だと思っていたのですが、intel とAMD Ryzen では脚の間隔が違うのでした。これは、初めてAMDを使うのに知識が無く、完全な盲点でした。
また、AMD Ryzen でも2年前から始まっている最新のソケットAM5という今の規格と、旧型のAM4という規格とでも変換アダプターが販売されていることからも、古いCPUクーラーをキャリーオーバーしようとすると、そのままでは付かないと思われます。
新しくCPUクーラーを購入すれば、各ソケットの対応するアダプターが入っていますので、問題はないのでしょうが。
水冷クーラーへ変更
というわけで、CPUとメモリを組み込んだところでCPUクーラーが無いために作業が完全に止まってしまいました。
取り敢えず、クーラー無しでBIOSの確認までは進めましたが、長時間はCPUの温度がすぐに90℃を超えるため保護回路が働き使えません。
ここで再びamazonでパーツの物色を始めます。3日連続でamazon注文です、配達員さん台風25号が接近する中1回で済まずに連日すいません。
まずは、intelのソケット間隔からAMD Ryzen のソケット間隔へ変更するアダプターを探しますが、コレというものがありません。それらしいものはあるのですが、そのメーカーのCPUクーラー用のようですし、AM5に対応するのかも判りません。
商品説明も詳しくはないので、汎用で流用できるのかの確信が持てないのです。この状態で1,500円を一か八か購入しても、使えなければお金を捨てることになります。
Geminiに聞いてみても、4,000円くらいで新しいCPUクーラーが買えるので、おすすめはしないとの回答。これには、同意です。
そこで、不本意ながらCPUクーラーも今の規格で新しくすることにします。ただ、筐体はアルミのフルタワーなのですが、今の時代のものではないことからファンには制限があります。
今の流行のPC筐体は上面もしくは側面排気で、天面や縦をいっぱいに使って2連もしくは3連ファンで排気するタイプです。対するこの筐体は古いタイプの背面排気で、背面にファンの数は1基の制限があります。
この制限内で水冷クーラーを探しますと、片手で数えるほど数種類しかありません。この中から、5,000円ほどの中国メーカー製を選びます。
これまで水冷を使わなかった理由は、古いCPUでそこまでの冷却が必要なかったこともありますが、水漏れなど信頼性がなかったからです。ここへきて、水冷も時間が経ち価格もこなれてきて品質も上がっているのかなとの判断です。まぁamazonでの評価も悪くはありませんでしたので。
ケースファンも全て入れ替え
CPUクーラーを水冷に変更、どうやらファンはラジエーターと別のようなので交換ができるようです。そこで、今回排気ファンとして背面用に購入した静音高耐久ファンを、この水冷CPUクーラーに交換して排気と兼用で使うようにします。
また、本来は空冷CPUクーラー用としてタワー型ヒートシンクの前後で挟む予定だった、これまた静音高性能ファン2個は、CPUクーラーとしては不要となりますので、これは筐体の前面ファンに使用します。
結果、CPUクーラーが水冷となったことで、ファン2つが不要となり、5,000円くらいが浮いたことになります。悲願の水冷化も果たせて結果オーライ。
こうなると、将来的にはより発熱が大きなRyzen 9への交換も可能なので視野に入ってきます、空冷だったら絶対に無い選択肢です。ソケットAM5は、まだ2年で出たばかりの最新で、長期運用がアナウンスされています。
もっとも、intelのCore UltraソケットLGA1851は失敗で、3年で変わるみたいですけど。
ケースファンは静音高耐久
今回、CPUクーラー用として使おうと思い購入し、ケースファンへと転用する12cmファンは、静音大風量で高耐久ファンです。
アイネックスが販売する、回転数が600~3000rpmで最大風量91.5CFM、最大ノイズレベル35.2dB(A) と文句なしの性能です。40dB以下が静かな部屋と言われます。
軸受けは日本メーカーのNSKでデュアルボールベアリング 、軸受は純銅製のベアリングフレームで静音と高耐久が謳われています。
持った瞬間の感想が重っ!というもので、その重量は231.8gとかなりの重量級、通常のファンが120gから高耐久のものでも150gほどで、その違いが実感できます。
重いということはファンがブレずに安定して回り制振にも優れ、さらにシリコーンシーリングガスケットが固定面との密着性を高めて振動を抑えます。このように高価な部品を惜しげもなく使用していることから、価格も普通のファンの倍します。
パソコンのファンの風切り音やモーター音は、やはり静かでないと集中して作業する際には気が散ります。このため、静音にはこだわっています。
ファンって古くなってきますと軸がブレてくるので、騒音も大きくなってきます。そういう意味からも、しっかりと精度が高く作られている部品は必至なのでした。
また、ファンが壊れると冷却に関係しますので、PCがBIOS段階で止まってしまいます。そこで交換をしなければなりませんが、これがまた配線が入り組んでいることで半分解となり結構大変な作業となるので、できれば高耐久で壊れないほうがいいですね。
なかなか届かないお急ぎ便CPUクーラー
さぁ、作業が止まって3日(20,21,22日)となりますが、amazon お急ぎ便で注文したCPUクーラーがなかなか届きません。これが来ないことには、この後のパーツを組み込んでの起動確認とWindowsのインストール作業が続けられないのでした。
と言っているところへ、22日の夕方に水冷CPUクーラーが届きましたので、早速取り付けていきます。amazonお急ぎ便のわりには、時間がかかりましたね。
クーリングファンは、こちらも排気ファンとして購入してある高性能高耐久ファンに交換します。やはり高耐久は良い部品を使っているせいか、こちらも重量が重く280gほどあります。
ラジエーターも含めて、スペースぎりぎりに収まりました。ちょっと、ネジ穴の位置がズレており精度は若干悪いような気がします。
想定外だったのは、付属のネジの長さが足りず背面に防護ネットを取り付けられないことです。ラジエーターが背面に露出してしまっていますので、傷つく可能性があります。
このあたりは、後でネジを長いものに変更します。
これで冷却は出来ましたので、Windows11を入れていきます。BIOSが起動するのは、前日に組んだ際に確認しています。