電源落ちたPC何も仕事ができない
今週、9月16日の水曜日夕方に突如PCの電源が落ちました。PCが壊れた。
これまでPCを壊したことはなく、古くなると準備をして交換をしていたことから、支障が出たことはありませんでした。
今回、intel Core-i7の第4世代という13年前のPCで動画編集のためにこの春から無理をさせていたのが原因です。何とか動かせていたので、無理を疑うことをしませんでした、何とかなるだろうと。
予兆はあったのですよ、動画編集中にフリーズしたりアプリやPCが落ちることはありました。ただ、今PCを買い替えるにはメモリ高騰の最悪の時期なので、問題を見ないようにしていました、まだ行けると自分に言い聞かせて。
PC買い替えを考えていなかったわけではありません。昨年9月にWindows10サポート終了に合わせて11月へ向けてパーツを揃え始めていたところでした。
ところが、10月に入りWindow11への買い替え需要増で値上がり傾向にはあったものの、想定も範囲内で年末に一巡して一段落すれば値下がりをすると考えていました。そこで組んでWindows11へ入れ替えればいいかなと。
また、例年は10〜11月頃には翌年モデルの新型CPUとチップセット、それに対応するマザーボードが各社から発表されるのです。
AIブームでメモリ爆高騰
そんな中、11月に入りOpenAIがデータセンターの増強で大量のグラフィックボードの調達を発表します。これによりメモリが倍に高騰、これまで20,000円で買えた32Gや1TのM2.SSDが2倍以上の5万円へと跳ね上がります
このOpenAIの発表は今後数年かけてという部分が抜け落ちて伝達され、PCを生産するベンダーなどが慌てて買い占めに走った結果です。メモリの生産受託はサムスンで、こちらも増産計画を発表しており数年かけてのはずでした。
この他のパーツも引きづられるように値上がりしてしまい、これではとても手が出せません。ベンダーのパーツ調達は多くの場合で1年契約ですので、1年待てば増産した在庫がダブつき価格も落ち着くだろうと考えたわけです。
サムスンやキオクシアなどの生産もラインを増やして増産すると発表されていますので、供給体制には問題はないわけです。ただ、データセンターなどの建設ラッシュで需要と供給のバランスが不安定なのは変わりません。
1年Windows10を引っ張った結果
幸いにして2025年10月にサポートが終了したWindows10は有料の延長サポートで延命しましたが、いかんせんハード的にはギリギリなのは変わりはありません。そんな中で今月、完全に糸が切れてクラッシュしたということになります。
さて、PCが止まりますと何もできません。メール受信もネット検索も、仕事が何もできないのです。当然、このBlogの更新やYouTubeの動画編集もできません、スマホやタブレットで出来るレベルを大きく超えています。
友人などは、スマホでメール受信できないの?と言いますが、あの小さな画面で管理ができる量ではありません。そもそも、スマホでできる仕事や論文の量って普段どんだけ仕事してないのって、営業とかなら足で稼ぐのでわかりますがIT系ではねぇ。
メールも受信をした後が問題なのです。というわけで通販も何もできない状態、とにかくPCを復旧させなければなりません。
よく仕事仲間が言っていましたが、PCはCore-i3で十分と、それ普段仕事していないってことだよ、とは面と向かっては言いませんでしたが。生産性の薄いその程度の作業しかしていないってことよ、Web閲覧とか検索に文書作成と、今のCPUの能力はそんなもんじゃない。
PCが落ちたトラブル箇所を切り分け
壊れた瞬間を見ると、一番に疑うのは電源だと思われます。全く電源が入らなくなったことから、電源の買い替えです。
この旧電源は2代前のPCで新調したもので、東日本大震災前の2010年のものです。870WのSilver電源で、当時としては電源にしてはかなり奮発したかと思います。
だから、ここまで13年ももったとも言えます。PCは、電源にはケチらずにお金をかけるべき、目立たない縁の下ですがCPUと同じくらい過酷な状況に常に置かれるため、それだけ大事なのです。
シルバーというのは効率で、どれだけ電力を効率よく変化できるかのグレードです。ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナと上がっていき、上のグレードの方が変換効率が良いので省エネです。
PCの稼働時間が長いほど、上のグレードの方が省エネ効果が高く、電気代が節約できることになります。そのPCの稼働時間で、高価な電源と電気代の節約を天秤にかけます。
今回は、ほぼ1日稼働しっぱなしで動画編集などは電力を喰いますので、ASUSのROG電源で1000Wプラチナを選びました。
現在、一般的なのはゴールドですが、年間で1,500円〜2,000円ぐらいの電気代の節約になるそうです。
新品の電源換装もPCが動きません
さて、仕事が全くできませんので選り好みはしてはいられません、amazonのお急ぎ便で翌日木曜日昼過ぎには届きます。
早速、換装して組み込んで電源を入れてみますが、うんともすんとも言いません。マザーボードの電源ランプは点いていますので通電はしているようです。
google Geminiに聞きながらさらに問題箇所を切り分けていきますと、電源ランプの5Vは来ているけども12Vが来ていないとのこと。これは、マザーボードのVRMか電源管理部がやられたっぽい。
この時点で、PC復旧は詰んだ!
頭を修理から買い替えへと切り替えます、とにかく仕事を動かすには最小構成で何が必要かを考えます。
古いところは総取っ替えで、出来る限り残せるところは費用を抑える意味でも、継続を考える意味でも残したい。グラフィックボードは3年前に10万円近くで交換していますので、これが壊れていますと泣きます。
もっとも、このグラボが電力喰いなのです。今年の春から動画を頻繁に扱うようになりましたから、なおさら高負荷がかかっていたはずです。
一応、Geminiに従いグラボを抜いて起動してみますが、同じようにうんともすんとも言わないので、グラボの故障の線は低いと思われます、というかそう思いたい!グラフィックボードの価格を考えれば。
さらばintelようこそAMD Ryzen
まずはベースとなるCPUとマザーボードを揃えなければ話が始まりません。
これまでは安定性を求めてintel一択であったのですが、ここ数年のintel CoreUltraの評判が良くありません。事実、intelもCore Ultraの設計失敗を認めており、昨年2025年に新型モデルは出ていないのです。
その失敗と言われたり評判が悪い理由が、新型Core Ultraがその前モデル旧型のCore iより性能が上がっていなく、消費電力が高くて発熱がすごいことから空冷では冷やせず水冷が必須とされています。このため、以前としてで3〜4年前の旧型Core-i最終の13/14世代の価格が高いのです
さらにintelはライバルAMDのRyzenにゲーム性能など全ての場面において負けているのです。intel CPUが勝っているのは、マルチスレッドを使うAdobe製品との相性が良いということ、Adobeはintelに合わせて最適化するように開発しているようです。
とは言え、自分が普段使う動画編集ソフトDa Vinci Resolveなどのクリエイティブな作業はRyzenの方が良いようです。intelとAMD Ryzenの比較記事では、intel CPUがおすすめな人はAdobeを使う人と並びintelが好きな人って、褒めるとこが無いので無理矢理付け加えたように見えます。
つまりは、今intel CPUを選ぶ人はintel信者か情弱ということになるわけです。Ryzenと比較しても安くないしね。
そのような事情もあり、intel Core Ultraは第2世代で終了して今年、新設計でモデルチェンジするとされています。このために昨年は、新モデルが投入されなかったと言われています。
CPUは性能とコスパをバランス
というわけでCPUがAMD Ryzenに決まりましたので、次はグレードを決めます。
もしintelであれば、いつもハイエンドから一つ落ちる7シリーズが価格と性能のバランスが良いのでいつも選んでいました。ですので今回もハイエンドのRyzen9ではなくRyzen7から選びます。
ところが、intelはこれまで慣れ親しんできましたので、型番から大体の性能ポジションは想像がつくのですが、初めてのRyzen ではサッパリわかりません。
そこでここでもGeminiに聞いてみたところ、Ryzen 7 9700Xが動画編集にも良いとありました。その上の3DXなどはゲーム向けなのでオーバースペックとのこと。
さらにこの9700Xは65Wの低消費電力、発熱も少ないため空冷でも行けるというのが決め手となりました。対する3DXは消費電力120Wで水冷でないと難しいとのことで、価格のこともありRyzen7 9700Xに決定です。
このあたりは、使用用途も含めてGeminiに相談して、短時間でスムーズに決まりました。AIは本当に、こういった性能の優劣といった定量的なものには役に立ちます。