女性ホルモン摂取 -コミケC105で女装コスプレデビュー

コミケC105-1日目はヨルさん

12月29日(日) -女ホル摂取3年-364days

今朝の体温　BT36.0℃

コミックマーケットC105は通称「コミケ」と呼ばれており、C105という数字は開催回数を表しています。オタク文化の中で、オタクが根暗な趣味と蔑まれていた頃から開催されている歴史のあるイベントでもあります。

コンテンツは主に同人誌の即売会ですが、そのジャンルは漫画やアニメ・ゲームにとどまらず、フィギュアや鉄道にお城といったマニアックな趣味も出展しています。1日の来場者数でいえば、日本最大のイベントである東京モーターショーを凌ぐ規模に成長したことから、宣伝色が強い企業コンテンツが目立つイベントになってきてはいます。

そんな同人誌がコンテンツの中心であるイベントですが、最近はコスプレ人気の台頭がすさまじく会場の混雑も身動きができないくらい、以前からは比較にならないくらいに大きく成長してきています。そんな中へ今回、コスプレイヤー側で飛び込もう、しかも初女装コスプレで挑もうというわけです。

当初、2日間共に『着せ恋』の「雫たん」で同じもので行こうと考えていたのですが、気がつけば『SPYxFAMILY』の「ヨルさん」のパーツも揃っていることから、行けると判断して急遽準備をすることになりました。最終的に揃えるのは、ハイニーソのみでこれはAmazonで調達、注文の翌日に届きます。

衣装にはタイツが付属していたのですが、足の長さが合わないことからハイニーソでスカートの中まで上げればタイツに見えるとの判断です。

また、ヨルさんの髪型は3種類あり、当初はロングの「私服くつろぎVer」を選択したのですが、ワンレンロングの髪のまとまりが悪く幽霊のようになり綺麗に見えなかったため、後頭部をアップ・サイドをロングに垂らした私服仕事Verを選択します。これを2日目の深夜にリンスしてさらさらにしておき、土曜日1日で乾燥させ整えています。

これを土曜日の深夜3時までかけて、他の準備も含めてウィッグの整備をやっていたのでした。どうしても、これが終わらないと寝られませんでした。

ただ、ここまで各パーツの個々のテストはしていても、宅コスにおいてもトータルでコスプレを作り上げたことは無く、どのような完成品が出来上がるのか全く判らないというのが正直なところでもあります。普通なら、宅コスか他のコスプレイベントで完成したコスプレを1回でも作り上げてから、コミケへは持ち込むのですけれども。

1日目はコスプレ更衣室先行入場の抽選がハズレてしまいましたので、一般入場で入ります。入場方法は「西・南館入場」と「東館入場」の2種類があります。（開催回によって異なる場合があるので、事前に発表をチェックする必要があります）

コミケ会場への入場の仕方

西・南入場は正面ゲート（会議棟・三角屋根の下）から西館へ入場します、西・南館は企業ブースがありますので、企業コンテンツを最初に目指す人がこちらから入場します。東館入場は、東駐車場へ待機列を作り、東3/6の間（東館の端）から入場します。

ここで、コスプレ更衣室はビッグサイト最果ての地である東館8とこれまた逆側で最も中心部からは離れている南館2にあります。コスプレエリアは東8の屋外と、メインは南1館が屋内で屋外が西館3/4の外にある西館屋上に設定されるのが例年です。

以前の新型コロナ禍では東館7の屋内がコスプレエリアでしたが、ここ最近はサークル参加者が増えたためか同人誌のブースに割り当てられるようになっています。このため、東館ではコスプレイヤーが少ない傾向にあり、クオリティの高いコスプレは西館屋上に集まる傾向にあります。

なぜ西館屋上にハイクオリティなコスプレが集まるのか？

それは、西館3/4と南館3/4の企業ブースと同じフロア面にあるためです。コンテンツ力のある企業ブースを目指す人は多く、ここを回り終わった後の午後に帰るルート上に屋上コスプレエリアがあり、あまりコスプレに関心が無い人も「ちょっと見ていこうか」と思うわけです。これが、15時を過ぎると身動きが取れなくなるほどに混雑する要因となっています。

さて、今回はこのような理由もあり南館の更衣室を利用するため、西・南入場を選択します。正面ゲートから入場するのですが、その待機列は国際展示場駅前の「光と石の広場」を先頭にして有明フロンティア・TFTを回り込みシンボルプロムナード公園を夢の大橋方面へと延びます。

このため、国際展示場を出てからはゆりかもめの下の道路へ誘導されそのまま夢の大橋のたもとまで歩いて回されます。このことから西・南館入場の場合には、混雑する国際展示場で降りるよりも一つ隣の東京テレポートで降りて歩いて待機列の最後尾へ並んだ方が歩く距離・時間は同じでも効率が良いと思われるのでした。

この点では、1日目に国際展示場まで電車で移動したのは失敗でした。何と言っても、階段で重いスーツケースを持ち上げなければならず、入場する前から腕が筋肉痛となったのでした。

そんなこんなで待機列へ並んだのが9:45頃で、西館へ入場できたのは11:45頃でまぁいつもどおりというところでした。ただここから南館2の更衣室へ行くのが大変で、一方通行のためなかなか到達できない
のでした、これ初めての人は一般入場からたどり着けるのでしょうか？

具体的には南館を目指すわけですが、西館1/2へエスカレーターで1Fへと降ります、続けて西館のアトリウム（広場）からロングエスカレーターで4Fの西館3/4へと上がり、企業ブースを横切って南館3/4へと入ります。そこから、これまた混雑する企業ブースを抜けて南館の屋内通路へと出て、エスカレーターを2本乗り継ぎ1Fへと降ります。

西館アトリウムのロングエスカレーター

文章で書いてもこれだけ複雑、これを混雑する人混みをかき分けながら移動するわけですからコミケ初心者の人に聞きたい、常駐しているスタッフの誰にも聞かずに目的地へとたどり着けるのでしょうか？

モーターショーなどでビッグサイトの館内構造を熟知していて、コミケを何回も経験してるからこそ、この順路を一発で行けるわけですが。この一方通行は開催回でも違うことがありますし、時間帯によっても混雑状況を見ながら解除されたり規制されたりもします。

「SPYxFAMILY」ヨルさんの私服コスプレはどうなった

すでにX（旧twitter）の方へは投稿済みですが、結論から言えばコスプレは完成させましたが、最終的な目的であるコスプレをしながらの撮影は断念することになります。ウィッグの前髪が目の前に垂れてきてしまい、カメラを構えることが難しくなったためです。

このあたりは実際にやってみないとわからない部分でもあり、予想していなかったトラブルで失敗でもあります。元々は、1日目は一般入場でもあったことから、準備が間に合わなければ中止するつもりでもありました。実際に昨年（2023年冬コミC103）では雫たんが間に合わなかったことから1日目の参加を断念しており、2日目を安室さん（公安Ver）で参加しています。

もう一つ、12時頃に更衣室へ入ったのですがメイクに時間がかかってしまい、コスプレエリアへ出られたのが14時過ぎでした。少しだけ自撮りなどをしただけで、15時にはコスプレ写真を1枚も撮らずに撤収を決定したのでした。

一番いい写真が撮れたのが、前日深夜のテスト撮影っていうのが皮肉でもあります。このヨルさんは消化不良なので、いつの日かメイクの上達と共に必ずリベンジします。

コミケC105-2日目は雫たん

12月30日(月) -女ホル摂取3年-365days

今朝の体温　BT 35.7℃

1日目の失敗の要因は、ウィッグにありました。ですのでこの反省点を修正しつつ、2日目の雫たんではウィッグの手入れに重点を置きます。前々日の土曜日の夜からリンスをしてサラサラ髪にしてストレートアイロンでまっすぐに伸ばすのはヨルさんのウィッグと同じです。

コミケ1日目から帰宅した後、衣装の手入れをすると同時にウィッグの前髪カットを行います。というのも、雫たん用のウィッグとして購入していましてもカットが甘い部分があったり、自分用にカットし直す必要があるためです。

一度ウィッグをかぶってみますと、前髪で目が塞がれてしまいます。これでは、目の前がうざくてカメラを構えることすらできません。これが、1日目にヨルさんのコスプレを失敗した原因です。

今回、ウィッグの手入れ用にはサラサラ髪にするリンスやスプレー、ブラシにストレートアイロンなどを用意しており、かなりの予算をかけてきています。さらには散髪用のハサミも購入していますので、カットも念頭に入れての準備となっており、これで前髪や跳ねた髪をカットします。

これで2日目に臨みます。2日目はコスプレ更衣室先行入場ですので、待機列へ並ぶ必要はありません。

入り口は会議棟（三角屋根）の下から、今回は待機列に並ぶことも無くまっすぐに2Fの屋内通路を通り南館へと入ります。そうそう、これが南館への最短ルートになります、ご覧の通りほとんど人がいない中を進みます。

これで、更衣室へは10時頃には入ることができました。早速、メイクを開始しますが、やはり時間がかかり衣装まで全て完成してコスプレエリアへ出てきたのは12:30でした。通常、女子でも1時間くらいで外へ出てきますので、今後はこのメイク時間の短縮も課題となります。

純女さんの場合、朝のメイクに時間がかかり出かけるまでに1時間がかかるとはいえ、この2時間半のメイク時間というのはかかり過ぎです。このあたりは、回数を重ねることで慣れていくしかないというのもあるかとは思います。

とりあえず2日目はコスプレをしてレイヤー撮影

通常、一般入場では12時前後に館内へと入りコスプレの撮影を開始することになりますので、12:30にコスプレエリアへ出られたということは、まずまずの時間ということになります。さすがの「先行入場」様々でございます。

ここで気づいてしまいます、Xへもリアルタイムで投稿したのですけれども･･･お、おっぱいの谷間がありません、胸はペッタンコ。補整下着で盛ったつもりが、全然衣装の乳袋に隠れてしまいおっぱいの膨らみが見えないのです。

MTFの意味無し、Cカップではこの衣装には全然足りないのか･･･！？
1年前のハロウィンコス用の「ハロウィン魔女まりん」では、しっかりとバストは盛れていたのに、なぜ？

とりあえずは、雫たんのコスプレを完成させたのでコスプレエリアへと出まして、今日は昨日とは違いコスプレ撮影を開始することができました。これで、当面の目的は達成できたことになります。

原作の雫たん（夢海のコスプレ）では、一眼レフカメラを持ちイベント会場へと出ますが、小道具としての一眼レフカメラは（レンズが）重すぎることから却下、軽いAPS-Cミラーレスを持ち込んでいます。フラッシュも重くなることから、リモートフラッシュで外へ外して使っています。

コスプレをしながらレイヤー撮影をする理由

コスプレをしていますと機動力が削がれることから、撮影件数は確実に少なくなります。なのに、なぜ手間のかかるコスプレをしながら撮影に行くのかという問いには、被写体のレイヤーさんとの会話が広がるという点につきます。

普通に私服であれば、メディアの取材でもない限り記憶に残ることはなく、会話もなく「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と交わしてその場で終わりです。ところが、コスプレをしていれば確実に記憶に残ることとなり、その後のSNS上での会話の発展が期待できるわけです。

事実、今回の場合も撮影時にレイヤーさん側から会話をしてくれることが多く、「雫たんの衣装綺麗ですね」と何人もから言われています。特に同じ作品、同じキャラクターの雫たんのコスプレをしているレイヤーさんからは、いろいろと衣装について聞かれました。

コスプレの完成度を褒められたのではなく、衣装を褒められているというのは気持ちとしましては微妙なところではありますが、それでも何も無くスルーされるよりは自信を持てるのではないでしょうか。完成度を突き詰めるのは、また次回以降への課題ということで残しておきます。

今後のコスプレへの課題

今回は目標としたものからしましたら合格点とは言いがたく、及第点も難しいかなというところではあります。それでも、目標の一つである「コスプレをしてのレイヤー撮影」は2日目のみでしたが達成していますので、結果としましてはある程度は満足できる物が残せたと思っています。

この2日目の撮影も、1日目の失敗があって修正した結果でもあり、1日目を中止してキャンセルしていたら2日目も失敗で無かったのかもしれません。何でもそうだとは思いますが「とりあえずはやってみる」、失敗したら次に修正をすればいいという精神で続けた時に、最終的には完成度が高くなるのではないかなと思います。

最初から100％以上の完成度を求めて、少しでも違えば重箱の隅をつつくように非難・糾弾する人がいますが、それで萎縮してしまっては何も始まりませんので新しいものは生まれないということになります。ミスが許されないオペなどでは、その前にむちゃくちゃ練習を積んできているのであって、初出しではありません。

さて、今回の失敗や反省点を糧としまして、次回のクオリティを上げるべく調べたり練習をすることにいたします。今回、ウィッグの手入れ用品を新しく揃えたように、新しく購入しなければいけない物もあるかもしれません。

コミケがない12月31日の大晦日

12月31日(火) -女ホル摂取 3年-366days

今朝の体温　BT 35.9 ℃

あれ？1年は今年はオリンピックイヤーなので366日のはず、367日目ということはどこかで1日狂いましたね。まぁ、明日1/1からは日数もリセットされますので、そのまま見なかったことにしましょう。

さて、例年ならば31日大晦日の昼間はビッグサイトへ行っているはずですが、今年の開催日は29・30日の2日間なので31日朝はゆっくりと寝坊して、昼間もまったりと過ごしております。こんな穏やかな大晦日は、何年ぶりでしょうか、記憶には残っていません。

疲れていたせいか、9時に起きてお布団を干して朝食（？）を食べ終わったらすぐにお昼、お昼ご飯を作って食べ終わったら1時近くになっていました。そこからお仕事の月末の支払いなどを済ませて、帰ってきたらお布団を取り込んで、年末なのでトイレをピカピカにキレイにして掃除、終われば午後3時になっていました。

これまたここ数年は、年末に掃除などしたことがありません。車も洗車しなければなぁと思いつつも、そのままで汚れたまま乗っています、雨が降ると綺麗になります。

そんなまったり大晦日も、なんか気がつけば今年2024年も終わりの時間が近づいています。

ところで、今回の年末にコミケ・コスプレ関連でいろいろと買い物をしていますが、一番役に立ったのが勢いで購入してしまった「シャギーオフショルダーニット」でした。コミケへもこれを着ていったのですが、かなり温かくて歩いていると汗をかくくらいでした。

家でもこれを着ていますと暖房がいらないくらいで、逆に昼間など動き回っていますと暑くて脱いでしまいます。これは、普段着としては高かったですが、シーズン通して寒い日には重宝しそうで、活躍してくれそうです。

ネイルも綺麗にしてお正月を過ごそうと、雫たんのコスプレでボツになった薄い紫を塗ってみました。偶然にも、「シャギーオフショルダーニット」と同じ色でまるでコーディネートしたようでした。

やっぱりネイルが綺麗に仕上がっていますと、気分も上がりますね。

それでは皆様、良いお年をお過ごしください。

そして、A Happy New Year!