業界に激震!望まないAV撮影強要で逮捕者
最近、女性が望まないAV撮影で本番を強要されたとして、NPO法人が人権侵害の告発を行ったことが大きなニュースになっていました。
そして、ついに女性を派遣する大手芸能プロダクションが労働者派遣法違反容疑で摘発、DMM.comのグループ会社などが家宅捜索を受けたというものです。
AV撮影は、表向きは疑似Sexで女性は演技をしている、とされてきました。おそらく以前は、そうだったのかもしれません。
それがいつしか、アダルトビデオはより過激なものが好まれるようになり、リアルを求め本番が必須条件となっていきます。海外配信では、生本番がそのまま無修正の映像として流されています。
それでも、表向きはあくまでも「演技」とされていたのです。警察も、そのあたりは"黙認"をしていた状況でした。
今回の逮捕容疑は、わいせつ図画ではなく労働者派遣法違反です。つまりは、女性が意図しない本番行為で撮影を行ったようで、これを取り締まる法律が無いことから「労働者派遣法違反」ということのようです。
AV新法成立
2022年6月に成立した「AV出演被害防止・救済法(通称:AV新法)」により、契約の有無に関わらず撮影の中止や出演の取り消し、映像の公開停止を一方的に請求できる法律が施行されています。出演契約は、個別の作品ごとに必ず書面または電磁的記録で締結しなければなりません。
衰退が止まらないAV業界
これまでアダルトメディアは、人間の性欲からくるものであることから景気に左右されず、常に需要があるため不況に強い産業とされてきました。「エロは景気に左右されない」というのが、定説であったのです。
しかし、現在の日本のAV市場は縮小の傾向が止まらず、行き詰まっています。その理由には、日本の人口減少や少子化もありますが、やはり情報技術の進歩によるレッドオーシャン化が一番の理由です。
ビデオのデジタル化により、誰でもが簡単に映像を撮影して公開することができるようになっています。これまでは、映像を撮影するのには最低でも10万円前後のビデオカメラが必要でしたが、今ではスマホ1つがあれば簡単に撮影してアップロードできます。
この情報技術の進歩により、わざわざメディアを買わなくても簡単に無料でエロ動画を見ることができるようになりました。
このため、購入するAVメディアではより過激で専門的なマニア方向へ進むか、女優のアイドル化という両極へ振られるようになっています。ただ、これも一部の人向けで市場は狭いことから絶滅危機は回避できてはいません。
個人撮影へと流れるAV
最近のアダルトビデオでは、本番行為が前提でよりリアルで過激に女性が感じているところが好まれており、それに合わせるように撮影側も過激にエスカレートしていきます。
このエスカレートが、冒頭のような"逮捕"になってしまうわけですが、最近ではこのAV業界から行き場が無くなり流れてきたスタッフが「個撮」、いわゆる個人撮影を行うケースが目立つそうです。これにより、最近では「個撮」と呼ばれるジャンルが急速に存在感を増してきています。
「個撮」では、法人組織によって制作されたAVとは異なり、個人もしくは数人による制作動画でパッケージ化されるわけではなく、ネット配信のみで販売されます。
その実態は、小規模であることからもAV業界以上に中身が見えにくく、ブラックボックス化しています。
こういった個撮では出演トラブルも多く、逮捕者も出ています。
- ギャラの未払い
後日に振り込みでとかお金を下ろしてくると言って、そのままドロンしてアカウント削除 - 顔は出さない約束が・・・
モザイクありと言われたのに無修正で公開された(顔出しの方が人気があり高く売れる) - コンドームを付けない
コンドームをする約束だったのに付けないで、中出しまでされた - 動画公開の出演を承諾していない
自分だけの趣味とかフェチだから撮影させてと言われていたものが知らずに公開された - コスプレ撮影で募集
普通のコスプレ写真撮影で女性を募集して、ホテルの密室に入った途端に強圧的な態度に豹変し行為の動画を撮影し公開された - 援助交際やパパ活から
ただデートのみと思っていたら行為の動画撮影を求められ、知らない間に動画公開 - コスプレ撮影
単なるコスプレ撮影との話がホテルへ入った途端に豹変して無理矢理ヌード撮影を強要
個人撮影のモデル募集のやり方
個人撮影は低予算であることから、事務所所属のモデルなんてお金は使えません。
そこで撮影モデルを自分で探して調達してきます。以前は、出演してくれる女性とカメラマンを繋ぐための伝言掲示板があり、「モデル募集」や「コスプレモデル募集」に掲載、もしくはそこへ掲載している女性へアプローチを行い、コンタクトを取っていました。
当然、普通のポートレート撮影もありますので、アダルト撮影用ではありません。そこへ、隠語を追加することでヌード撮影や本番ができることを表していました。
最近では、X(旧ツイッター)などのSNSに「動画(撮影)モデル募集」などのようにプロフィール欄や固定投稿に記載しておくと、普段の投稿からどのような撮影かはだいたい判りますので、女性の方から「追加あり」「オプションあり」などのように条件を指定してコンタクトを取ってきます。
コスプレイヤーなどは自撮りでは限界があることから、女性側でもカメラマンの募集を行っているケースが多くあり、そういったSNSへ撮影者側からコンタクトを取る場合もあります。
どのくらいの成約率があるかといえば、そのSNSの人気や訪問者数にも寄りますが、それほど多くはなくポツポツといった状況です。連絡が来ても、条件が折り合わないこともありますから、収益性は悪く趣味の範囲は出ないかと思います。
撮影募集に応募してくる女性は10代~50代と幅広く、やはり20代から30歳前後がボリュームゾーンとなります。
撮影募集に応募してくる女性の特徴
アダルトな撮影を行う際に一番気をつけなければいけないのが、18歳未満である場合です。18歳に満たない17歳以下ですと、児ポ法にひっかかり一発アウトですので、知らなかったでは済まされませんので年齢確認は必須です。
18歳未満は、以前はジュニアアイドルなどと呼ばれてブームとなった時期もありましたが、世界各国から猛非難を浴びたことから日本の法律運用も厳しくなっています。国によってはマンガもアウトで、海外で所持しているだけで逮捕されて仕事も失い人生が詰む人も出ています。
有名な話では、日本のアニメ・マンガが好きで海外からコミケへやってきて薄い本を多数購入。このお宝を自国へ持ち帰ろうとして空港で検閲に引っかかり逮捕されるケースも報告されています。
個撮の撮影モデルに応募してくる女性の職業は特に傾向は無く、やはりお金が無い学生が多く主婦やOL、コスプレ衣装を揃えるためのお金が欲しいコスプレイヤーと様々です。
基本的にはすぐにお金が欲しいことから、支払いは撮影終了後のその場で現金で渡すというのが暗黙のルールとなっています。40代以上の主婦ですと、家のローンや子供の学費などでお金に困窮しているケースもあり、生活保護を受給している場合もあります。
いずれの場合も共通するのは、撮影されたいというのは自己承認欲求が強く自分を認めて欲しいという思い、どちらかと言えばコミュ障だったり内気な人が多いです。
顔出しを承諾するのは、コスプレの場合はメイクにより顔が変えられることから、リアルの交友関係には知られる可能性が少ないこと、マニアックな内容の個撮では一部の限られた人にしか出回らないことから、身バレの可能性が少ないためという事情もあります。
当然、モザイクがかかるよりも顔出しの方がファンのウケも良いことから、顔出しの報酬の方が高くなります。
ギャラが発生しているということは、撮影側もそれで元を取ろうと考えていますので、同人ショップなどに販売されるということをモデル側も頭に入れておくべきでしょう。
意図しない撮影を避けるためにも、個人撮影と言えども契約書は大事です。
個撮で被害に遭わないためにできること
個人撮影は、エッチ行為のリアルを求めた結果ですが、刺激を求めるためにどんどんエスカレートをしていっています。そうなりますと、撮影側は中出しなどの様々な要求をしてくるわけで、モデル側にも知識を持ち防衛する必要が生じてきます。
ちなみに「中出し」は、メジャーレーベルではほぼ100%で「疑似」と呼ばれる偽物の精子を使っているとされています。また、感染症や妊娠の可能性を考えて、必ずゴムありで撮影をしています。
疑似の精子は、ローションをベースに練乳などを加え作っており、黄色味を出す場合にはインスタントコーヒーを少し入れるそうです。この疑似を使うのは中出しだけでなく、精飲や顔射などでも同じで注射器などで飛ばしています。
さて、モデルが個撮に応じる際には次の点に注意をする必要があります。
- 初めての人の車には乗らない
撮影はラブホテルが多いと思いますが、徒歩と電車で帰ることのできる圏内での撮影を希望しましょう。車でしか移動できない場所の場合、トラブルが起きた際に帰してくれずに無理な撮影を強要される可能性があります。 - 契約書の内容は事前に確認しておく
撮影内容を細かく打ち合わせて、できることできないことをはっきりと契約書に記載しておきます。撮影ごとにこういった契約書を交わすことが義務づけられています。 - 撮影者の身分を確認する
モデル側も年齢確認で身分証を提示しますので、ギャラの未払いでドロンされないためや暴力などを振るわれないよう、牽制の意味でも相手の身元は確認しましょう。提示できない場合には、過去にもトラブルがあり何か後ろめたいことがありますので、それを理由にお断りをします。 - 撮影者のSNSの傾向を確認する
カメラマンのSNSの内容から、おおよその撮影の傾向は知ることができますので、撮影内容を知った上で撮影を依頼すべきです。SNSの開設時期が浅かったり、持っていないのはトラブルがあり転々としている可能性がありますので論外です。 - ギャラは現金手渡しのその場で
ギャラの交渉は事前に済ませておき、現場での交渉はNGです。現場では冷静な判断ができないことも多く、お金を上乗せするからと望まない追加撮影などの強要が発生することがあります。撮影前か直後に手渡しで受け取ります、事前ならよいですが法人でない限りは後日の銀行振込はNGです。 - 撮影データの扱いを事前に取り決める
非公開で完全な個人の趣味なのか、SNSやブログに公開するのか、ROMの販売はどこで行うのか、顔出しの可否といった範囲を明確にし、契約書にも記載をしておく。撮影データは現場で確認をし、NGカットの削除要求やRAWデータの扱いも決めて契約書にはきちんと記載しておきます。
個撮のトラブルメーカーは業界でも噂になっている
以前にあったのが、まんだらけの施設を使い共同でコスプレ撮影会を行った際に、主催代表が頑なに身元の開示をまんだらけとモデルのコスプレイヤーに拒否していました。
まんだらけへの施設使用料の支払いとコスプレイヤーへのギャラを、後日の振り込みにしようとして2者に待ったをかけられたものです。明らかに赤字になる収支でしたので、双方ともに満額が支払われるかどうかの信用ができないということのようです。(自分だけお金を持ってドロンの可能性)
そこでモデルをしていたベテランのコスプレイヤーに聞いたところ、この人は過去にもギャラの不払いでトラブルを起こしたことがあり、業界では要注意の人物だったようです。勤めている会社に知られると、初めてでは無いことからクビになりかねないのだそうで、名刺の提出を拒んだそうです。
深夜2時まで話し合いに付き合わされたこちらの身にもなってよ、そこから車を運転して東名を帰るんだよ。結局、荷物を運搬した交通費や備品購入費など数万円が、ウチにも支払われませんでした。
このように、SNSを通じて周囲に相談をしますとトラブルを起こす人は有名なようで、周りから噂が流れてきます。そういった情報収集も、被害に遭わないためには必要です。
一見して話し方などは柔らかくソフトであっても、何か気に入らないことがあるといきなりキレて態度が豹変する人もいます。これは完全に精神的な病気を持っていますので、できる限りそういった人には関わらない方が得策です。
また、ヘンな恋愛感情を持ってしまいしつこく連絡をしてきたりと、ストーカー化する可能性もあり事件に発展しかねませんので、十分に注意してください。
これまた、飲み物や食べ物は睡眠薬の混入などの可能性がありますので、水分補給は自分が用意したものを使うようにします。用意されたペットボトルを自分で開栓するくらいなら、混入リスクはありませんのでよいでしょうけども、開栓後にそのままテーブルへの放置はよろしくありません。
これらの注意点に気をつけながら、安全に楽しく撮影ができればいいですね。






