極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO

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最小・最薄・最軽量の本革財布「UNIVERO」を2か月使って判った耐久性

最軽量財布にこだわるがゆえの不具合

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO

3月から使用している小さな本革2つ折り財布「UNIVERO」を2ヶ月間、使ってみてその使い勝手や耐久性が少しだけ見えてきました。

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO
薄さと軽さを極めた本革財布「UNIVERO」を使ってみた

財布を忘れて出かけてもスマホでほぼ生活できる 何度か財布を忘れて出かけしまったことがありますが、今の時代はスマホに登録さ ...

その前にこのUNIVERO財布ですが、初期不良のトラブルが発生している模様です。2つ折り財布を開いた際に札を押さえている斜めのパーツが外れている、もしくは使用中に外れてしまうということのようです。

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO 札抑えが外れる

赤丸の部分、札抑えが外れやすい初期不良がある模様

このパーツは、突起状に切り抜かれた両端の部分が本体革の切り込みに引っかかっているだけですので、強度が落ちれば外れてしまう可能性があります。

また、この部位はそれほど大きな力が加わる場所ではありませんが、長年にわたり繰り返し力が加わることによりどのくらいもつのか、というところも気になります。

ロットや革の状態によって切り取られた革の組み合わせは一定ではないことから、全てのロットにこの症状が発生するわけではないようですので、自分が手にしたUNIVERO財布に関しましては問題は起きておりません。

これも、均一的な大量生産品ではないことから起きる不具合ともいえます。

原因としては、弱い繊維質の革の部位がここのパーツに使われた場合に起きているようです。部位によって革の強弱があることを、初めて知りました。

もし開封時にこの札抑えのパーツが外れていた、あるいは使用中に外れてしまった場合には、対策パーツを使用した修理対応になるようです。また、修理で対応できない場合には、設計変更した革パーツの切り出しをやり直した新品交換となるようです。

ミニ財布は軽量化の構造ゆえの頼りなさ

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO コインお釣り

幸いにして、今自分の手元にあるUNIVERO財布は壊れている部分は無く、問題なく使えているので一安心です。

この極小財布UNIVEROの革は、1mm厚のオイルヌメ牛革、最初に手にした時の不安「フニャフニャで少し頼りない」と感じたのは、耐久性に問題があるのではないかという懸念でした。

札抑えパーツが外れるというのは、この懸念を裏付ける結果となるわけですが、その頼りなさはコインやカードなどをギリギリのパンパンに入れてしまうと壊れるのではないかと思えてきます。

ここは、コイン収納部はいっぱいにはならないよう、気をつけなければなりません。千円札からのお釣りは最大でも10枚程度ですので、現在4枚入っているところへ+10枚で14枚となり、最大上限20枚の許容範囲内だと思われます。

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO コインお釣り

お釣りでコインが増えた場合コイン部が膨らみ、ストッパーが伸びてベロが後退します

お釣りが増えた場合には、帰宅後その日のうちに財布から多いコインを取り出しておく必要があります。これ以上のコインは、無理な力がかかり破損を恐れるのならちょっと難しい。

カード部はテンションがかかる部分は無いことから5枚までは入れても大丈夫かと思われます。カード5枚以上は、設計想定されていないので、やめておいた方が良いかもしれません。

あと強度として気になるところは、2枚を折って閉じる際にストッパーとなるベロの部分で、繰り返しこのベロを折り曲げて出し入れをすることで、この付け根が薄くなっていることから切れるのではないかと不安になります。

またこの付け根部分には、札抑えパーツのストッパーの片側が止まっていることから、ここも切れるのではないかと少し不安になります。

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO 折り曲げ耐久性

フラップを開ける際にはこの部分を折り曲げてストッパーのベロを外します。

あとは、二つ折り財布を開閉する際にコイン部とカード部の境目で折り曲げてストッパーのベロを外すのですが、これも繰り返すことで折り目のクセがつき、一番最初に劣化してくる部分なのかなと思います。

この財布で一番欲しかった特徴は最小と最薄

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO Suicaで改札通過

「最薄・最小・最軽量」が最大の特徴でもあるこの財布、金具や糸を一切使わずに革の組み合わせだけで閉じる構造になっていることから、軽さと引き換えに耐久性を犠牲にしてはいないのか。

果たして、日常使用に耐えられるのか?本革なのに軽すぎて壊れないのか?そんな疑問を、この2ヶ月間の実際の使用で検証してみましょう。

基本的にはこの最軽量財布「UNIVERO」はメインの使用ではなく、メイン財布を忘れた際に支払いなどを行う緊急用として購入をしています。このため、この「最小・最薄」という特徴が一番欲しかったもので、毎日使って1日何回も取り出して開閉するという使い方を当初から想定していません。

ですので通常使用ではバッグのポケットの奥底に忍ばせておきますので、そう頻繁に財布を出し入れすることもありません。が、バッグに入っていても、隣のペンやカードケースは頻繁に出し入れされることから擦れて傷も付きますし、押されてフラップが変形することもあるわけです。

本来はほとんど使用しないのですが、この2ヶ月間に限り使用感や耐久性を検証する意味からも、積極的に使用することとしました。

ただ、現在ではそのほとんどがキャッシュレスとなりますので、現金を出し入れする機会は限られます。今回、主に使用したのは中にSuicaが入っていますので、改札の通過とカード使用がメインでした。

最小で最薄の財布はどこにでも入る

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO 二つ折り財布との大きさ比較

まず、この最小財布「UNIVERO」を手にして最初に感じるのは、やっぱり「小さいな」ということです。現在、使用中の二つ折り財布と比べても一回り、いや二回りは小さく感じます。

さらには薄いこと、これが最大の特徴なのですが最薄財布UNIVEROの3段分くらい、普通の二つ折り財布は厚みがあります。具体的にはUNIVEROが8.6mmに対して、二つ折り財布は27mmで数字としても3倍あることが判ります。

実寸を測ってみると、感覚的に間違ってはいませんでした。

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO 二つ折り財布との厚み比較 8.6mm

二つ折り財布の1/3の厚み最薄8.6mm

この究極の小ささから女子服の小さなポケットにも難なく収まります。女性の服はポケットが小さいことから、あまり物を入れるのには適していません、ハンカチすら入らないのです。

このため、女性はポーチや小さなバッグを持ち歩くわけですが、この極小UNIVERO財布はそういった女子服のポケットにもスッと入ることから、ちょっとランチで外に行くといった場面でも、バッグやポーチを持たずにこの財布だけをポケットに入れてお昼を買いに出かけることができます。

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO 女子服のポケットに入る

女子のパンツのポケットにも難なく入ります。

カラーリングが黒とブラウンのみと女子向きではない色なのですが、明るいブラウンであれば何とか許容できるのではないかと思います。

こういったメインのお財布ではない使い方であれば、耐久性は二の次となりますので使えるのではないかなとは思います。主にクレカやSuicaなどのタッチ決済用として、週に一度メインのお財布から電子マネーのチャージや現金の補充をすれば良いと思います。

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男性のスーツのポケットにはもちろん入り、財布に厚みがないことからぷっくりと膨らみませんので、パンツのお尻ポケットでも上着のポケットでもスタイルを崩しません。

現在、自分は日常プライベートで使うスリングバッグの小さいポケットに入れっぱなしとしています。ポケットが小さいことから、他に小物を入れますとこれでもギュウギュウとなってしまうのですが、薄いので他の小物の出し入れを邪魔しません。

他の小物と擦れるので細かな引っ掻き傷が付いていきますが、本革自体には耐久性がりますのでまぁこれ財布のも経年変化の味になるかなと考えています。ただ、ポケットに押し込む際にストッパーのベロの強度が頼りないことから、引っ張られたフラップが外れてポケットの中で開いてしまうことが何度かありました。

電車の乗り降りなどの慌ただしい場所で使用していますので、そこまで気を遣うことができません。

最軽量ミニ財布を実際に使ってみた耐久性

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO

あまりスペースの無いポケットにも小さく収まります

この最小・最薄・最軽量のUNIVERO財布は、常に持ち歩くスリングバッグの小さなポケットの奥底に忍ばせています。出かける際には、このスリングバッグへメイン財布を移して出て行くのですが、これを忘れてしまいますと外出先で使える現金が無くて詰んでしまうわけです。

今のキャッシュレス時代では、スマホ一つあれば何とかなってしまうのですが、やはり現金が無いと行動には制限が付きます。そこで、この最小で最薄のUNIVERO財布を隠し現金用として購入したわけです。

このため、この最小財布を使うのは

  • Suicaを使った改札の通過
  • Suicaでコンビニのレジ決済
  • お店でのクレジット決済

の時のみ、この財布を取り出してほとんど二つ折りを開かずにタッチするだけです。現金支払いの際には、普通の二つ折り財布と同じく開いて札で支払えば良いだけです。

一つ気になったのは、財布自体が小さいのでスリングバッグ内側の小さなポケットに入れているのですが、財布の硬さが柔らかいために引っかかると曲がってしまい、ポケットへの出し入れがやりにくい点です。

これを、改札を通過した直後の雑踏の中で行うことから、なかなかバッグへ極小財布が入らずに焦ってしまいました。

ポケット内でUNIVERO財布がクニュッと曲がってしまい、ストッパーが外れてフラップがバッグ内で開いてしまったことがありました。

小さな不満や耐久性などへの懸念はありますが、使い方がごくたまに使う小さなお財布ということで、概ね満足度としては高い結果です。この極小・極薄のUNIVERO財布は、その小ささゆえに引き換えとなっている部分も多く、その特徴とデメリットを十分に理解した上で使う必要があります。

ここを見誤りますと、「想像していたのと違った」となり不満が爆発することになります。初期不良は論外ですが、これはどんな優れた製品にもついて回ることなので、当たったら不運と思って諦めるしかありません。問題は、その歩留り率とその後の対応なのです。

極小財布をお勧めできる人とそうでない人

極小 最薄 最軽量 財布 UNIVERO フラットな一枚板

「UNIVERO」は、天然タンニンなめしで厚さ1mmの姫路レザーを使用した本革財布で、財布全体の厚みはわずか8.6mm、重さは約23gという驚異的な軽さと薄さ、そして知る限り極小です。中身を入れても、見た目はまるで一枚板のようにフラットで美しい仕上がりです。

この極小財布をお勧めが出来る人は、普段はスマホでの決済がメインでそれが使えない時にだけ現金が必要な人になります。現金もあまり多くの枚数の紙幣を入れないでしょうから、入れて1万円前後。このためスーパーへ週に一度、家族全員の1週間分の食材を買いに行って現金払い、というようなシチュエーションには適しません。

サラリーマンやOLさんがスーツのポケットにこの極小財布を忍ばせて、ランチだったり仕事帰りにちょっとコンビニやスーパーへ寄って今夜の食材をお買い物、といった用途には適しています。ここでも、クレカやSuicaを駆使すれば現金をほとんど使わずに済みます。

また、休日は小さなサコッシュやスリングバッグで現金をあまり使わない場所に外出する人には、この財布が向いています。分厚い二つ折り財布や長財布ですと、これらバッグの中身のほとんどを占めてしまい、他の荷物が制限されてしまうことがあります。

女性の衣服やパンツの前ポケットにスッと難なく入ることからも、ちょっとそこまで散歩するのに手ぶらで出たいときなどにもいいかもです。ジョギングでは、あまりに小さいので落としてしまう危険がありますので、オススメはできません。

その特徴のメリットばかりが強調されますけれども、デメリットも理解しておくことでこの極薄極小で最軽量の財布は、便利に使うことができそうです。

財布を極限まで軽くするために、金具も縫製も一切無しにレーザーカットの技術と職人の組み上げのみで、困難に挑戦した姿勢は評価ができます。今回の初期不良で、この挑戦にブレーキがかかってしまうことはあってはならないと思います。

次の改良版や新たに目からうろこのギミックを持った製品の登場を期待しながら、本革の経年変化や不安のある耐久性に関しましては、継続して検証を行っていきます。

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