韓国でも重大警報新設で熱中症対策が必須
今年2026年4月、最高気温が40度以上となる日を「酷暑日(こくしょび)」とする新名称を気象庁が正式に決定しました。
これは、全国で気温40℃以上を記録する地点が相次ぎ珍しい現象ではなくなったこと、従来の猛暑日(35度以上)を超える命に関わる危険な暑さへの警戒を呼びかけるために設けられたものです。
韓国でも連日40℃以上の日が続き、日本と同じく今年から危険な暑さを知らせる「暴炎特報」が従来の2段階(注意報・警報)から、新たに39℃以上で「重大警報」が新設、また夜間専用の「熱帯夜注意報」も新設されています。
そんな毎年厳しくなり命に関わる深刻な暑さが続きますが、夏と言えばやはりイベントでしょう。
そこで、次の週末のコミケへ向けての熱中症対策として、このTASCAL:NE「アイスコアボトル」というものを購入してみました。
今の時代、外出時には熱中症対策が欠かせませんので、夏の外出は補水用のペットボトルやマイボトルを携行するのが、当たり前となりました。これでこまめに、ちょいちょいと合間を見て水分補給をするというのが、今の常識となっています。
このアイスコアボトルの優れたところは、熱中症対策の「身体を冷却・飲料の保冷・水分補給」がこれ1本でできるという優れものの新発想ボトル、これらの役割を持つ複数のグッズをいろいろと持ち歩かなくて良い、というものです。
移動の多いイベントやフェスで、とにかく荷物を減らすことができます。
夏コミは熱中症の危険がある過酷なイベント
以前はここまでではなかったのですが、ここ最近の35℃を超える暑さの中で開催される夏のコミックマーケット通称「夏コミ」は、救急車が待機しており毎回何人かが搬送されるような過酷なイベントとなっています。
コミケ初心者に「夏コミに行きたいのだけども」と言われたら、やめておいた方がいいよ十分な対策をして行かないと夏コミは間違いなく命の危険があり死ぬから、と答えます。
というのも、コミケはとにかく何時間も並ぶことが風物詩でもあり、マスコミはヘリを飛ばすなどしてこの大行列を毎回、報道が撮影しに来ます。まず入場待機列に最低で2時間並び、館内へ入っても企業ブースや人気サークルにも並ぶことになります。
これを、遮蔽物の無い炎天下の中で行列に並ぶわけです。年末に開催される冬コミの寒さは着込めば何とかなりますが、夏の暑さと日差しは十分な対策をして行きませんとどうにもならないことから、コミケ初心者にはオススメしません。
イベント内の移動も含めて、コミケ経験がある人のエスコートとアドバイスが無いと、まず厳しいでしょう。
そんな過酷な夏コミの炎天下の中の待機列では、熱中症対策として次の物が必携です。
- 炎天下から頭を守る帽子
- 2L以上の冷えた飲料
- 冷却剤、保冷剤
- ゲリラ雷雨に備えて傘、ポンチョ
- 折りたたみ椅子
- 汗を拭くタオル
- 冷感スプレー
コミケが開催されるイベント会場の東京ビッグサイトは、海辺にあるため遮蔽物がありません。このため炎天下の日差しを遮るための帽子や日傘は、命を守るための必需品となります、日傘は急なゲリラ雷雨にも対応できるため一石二鳥。
水分補給は熱中症対策として通常時でも浸透してきていますので持ち込む人は多くいるのですが、それでも初心者は500mLのPETボトル2本程度と数が少ない!2本は入場待機列の2時間で使い切ってしまいます。
最低でも4本は必要で、うち2本は午後用として凍らせておきクーラーバッグで持参することを推奨します。
ビッグサイト内にも自販機やコンビニはあるのですが、自販機は回転が早すぎて売切れもしくは冷えていないという状態、コンビニはここも大行列となります。少しでも時間を無駄にしたくなければ、コンビニは帰宅時にしか使えません。
24時間0℃以下をキープする魔法瓶水筒
さて、いつもはPETボトルを4本程度うち2本は凍らせてコミケへは持ち込みます。凍らせたPETボトルは凍らせていないPETボトルの冷蔵と、熱中症になりそうな時に首筋の冷却用としても活躍します。
クーラーボックスへ入れておくと、だいたい14時頃から溶けてくるので午後に飲むのにちょうど良いというわけです。ただクーラーボックスから出した常温では、氷はお昼頃には溶けてきてしまいます。
といったような使い方をしているのですが、この凍らせたPETボトルは結露がすごいので、常にタオルでくるんで持つ必要があるのが難点でもあります。
そこで今回のこのTASCAL:NE「アイスコアボトル」ではこれらの問題を一度に解決できる水分補給の水筒として、凍らせておけばインナーボトルを熱中症対策の首筋冷却用として使えます。
アウターボトルは真空二重構造のステンレス製、0℃以下を24時間キープし温かい飲み物であれば55℃以上を6時間キープしますので、冬は保温ボトルとしても使えます。
インナーボトルはポリカーボネート製のため、スポーツドリンクやジュースを入れることが可能(炭酸、アルコールは不可)、落としても割れにくいのが特徴です。インナーボトルは60度以上の熱い飲み物は不可、食洗機も非対応という注意点があります。
今回は、2本セットで購入ができれば2本欲しかったのですが、2本セット割引が無くオーダーもそれぞれ2回行わなければならなかったことから、とりあえずお試しで1本を購入しています。コミケで有効に使えるかどうかが、判りませんでしたので。
アイスコアボトルで荷物を軽量化
今回の夏コミC108では、2日間ともに先行入場チケットがGetできたことから、待機列に並ぶのは30分くらいで早々にエアコンの効いた更衣室内へ入ることができます。このため午前中の熱中症対策は、そこまで厳しい状況にはならないかとは思います。
今回のこのTASCAL:NE「アイスコアボトル」を含めて、午前中用に未凍結の冷蔵PETボトル+冷凍PETボトル、午後用にこのアイスコアボトルと冷凍PETボトル1本で行こうかと考えています。いつもは6本のPETボトルを持ち込んでいますので、大きく軽量化はできるかとは思います。
おそらく、冷凍PETボトル1本はこの水筒ボトルがあれば使わないと思います。また、アイスコアボトルはタオルでくるまなくても良く、クーラーボックスへ入れなくてもよいというメリットがあります。
正直なところ、叩いて冷える急速冷却パックは持続時間が30分以下で、さらにはその後はゴミとなり邪魔であることからも、こういった長時間に及ぶイベントではあまり適していません。
そこでこのアイスコアボトルは、中身のドリンクを凍らせて持っていけば最初は手や首元を冷やすのにちょうどいい携帯氷のうとして使え、溶けたらドリンクとして飲んでしまえば後は空で荷物が軽くなります。
午前中は、凍らせて持っていったPETボトル1本を使いこれを溶かして昼前までに飲み、午後はコスプレ会場で炎天下の屋外へと出ることから、このアイスコアボトルを氷のうとして使いながらちょいちょいと飲んでいけばいいかなと考えます。
クーラーボックスへ入れなくても単体で氷が長持ちしますので、キャリーバッグへの出し入れも容易になります。
アイスコアボトルの気になるデメリット
熱中症の2大対策「氷のう+水分補給」をこれ1本で完結できるアイスコアボトルですが、機能を複数備えることから専用品と比較したら使いにくい部分もあります。
まず飲料を飲む際には、インナーボトルをステンレス外側ボトルから取り出して、さらにはフタをねじって外してから飲む必要があるということです。普通の水筒のように、ワンタッチ片手で飲み口を開けられないので、そこは2アクションの手間がかかります。
飲んだ後にしまう際にもこの逆で2アクションが必要になりますので、出して飲んでしまうまでに4~5アクションが必要になるわけです。専用の水筒などを普段使っている場合には、この複数の動作を面倒くさいと感じるかどうか。
販売側ではこの2重構造のステンレスボトルは、0℃以下を「24時間保冷」とありますがどのくらいの時間氷の状態を保てるのかは、今週末のコミケで実証することになります。
さて、どこまで使えますでしょうか。





