熱帯夜の寝苦しさを解消する快眠寝具
7月も中旬になってきますと、いよいよ梅雨明けも秒読みで本格的な夏がやってきます。
気のせいか、まだ少ないですが遠くの方でたまにセミが鳴いているような気がします、数年前まで東京のセミは7/26以前には鳴かなかったのですが、これも温暖化の影響でしょうか。
今年の6月は雨の日が続き涼しい日が多かったのに対して、7月に入り急に30℃超えの暑い日、そして夜も気温が下がらない熱帯夜が続くようになります。いきなり「夏が来た」という状況で、暑熱順化ができていませんと身体にも堪えます。
暑苦しくて夜に熟睡ができていないと地味に体力が削られていきますし、エアコンフル稼働では翌朝はなんか身体がダルいのでした。とはいえ、今の時代は夜寝る時にエアコンを使わないと寝苦しくてとても眠ることはできません。
幸いにして昨年の夏は、成長ホルモン剤を服用しているおかげか、エアコンの併用で夜もしっかりと寝られており、比較的日中のパフォーマンスも落とさずに済んではいました、
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睡眠を最適化する成長ホルモン剤とハイチオールCで手に入れる熟睡
夏コミの季節がきた今回も女装コスプレで参加予定 7/2が1年のちょうど真ん中の日だそうです、今年もすでに半分が過ぎてしま ...
すでに、少しでも夜の睡眠の質を上げるべく「快眠寝具」を使ってはいるのですが、接触冷感シーツや枕カバー、ブランケットなどは日本の夏に定着してきた感があります。
ただこれらの快眠寝具も完璧とまでは言いがたく、購入してからけっこう時間が経っていたりして、技術が進みアップデートが必要なものもあります。
睡眠の質を改善して深い睡眠を得るには
睡眠の質の改善するには様々な対策がありますが、いくら成長ホルモン剤で眠れるようにはなっていても、暑くて寝苦しい夜には布団の上を冷たい部位を求めてゴロゴロするだけで、なかなか入眠することができません。
成長ホルモン剤のところでも書いているように、良質な睡眠はいかに入眠直後のノンレム睡眠で深い眠りを得ることができるかが、朝に気持ちよく起きられるカギなのですが、そのためには眠くなるスイッチである「深部体温」を下げてやることが必要です。
これには、寝る2時間前に入浴することや、柔らかい光の間接照明といった対策がありますが、身体の熱を放熱するのが最も効果的です。
入浴や間接照明も、結果的には副交感神経を優位にして末梢血管を開き放熱し、この深部体温を下げるために行っている対策です。
接触冷感シーツやブランケットで体表面の熱を奪うことも有効ですが、一番は太い血管が表面を走っている手首や足首、そして首元を直接冷やすのがもっとも効果的でもあります。熱中症対策で、首元に氷を当てると気持ちよいのと同じ原理です。
特に睡眠のスイッチは脳を休めることが重要なわけですから、脳の温度を下げてやることが大きな目的でもあります。脳へダイレクトに血液が送られている首元の血管を冷やすことで、冷やされた血液が脳へと送り込まれることからも、理にかなっていると言えます。
熱帯夜でも即クールダウンの枕カバー
そこで首に一番近い場所と言えば、枕カバーではないでしょうか。今も接触冷感の枕カバーを使ってはいますが、買ってからけっこうな期間を使っていますので、接触冷感生地が出始めた初期の頃のもので、なんか最近のものに比べたら冷えないような気がしています。
枕に巻き付いているゴムも伸び伸びになっており、すぐにズレてくるし。ヨレヨレでちょっとみっともない。
そこで、この夏の熱帯夜で寝苦しい日が続くようになる前に見つけたのが、この「深冷却ZZZKANパッド」です。暑くなる前の6月末に届いていますので、この夏に活躍をしてくれそうです。
この冷却パッドの枕カバーは前作(2024年)より2年越しの改良品で、以前は「冷蔵」であった高密度架橋ジェルパッドが、「冷凍」に対応した点です。以前のモデルでは、冷凍は不可になっています。
先にも書きましたように、快適な睡眠は入眠直後の最初のノンレム睡眠の90分でいかに深い睡眠を得られるかにかかってきます。ここでどれだけ深部体温を下げて脳を冷却できるかで、その夜の快眠が影響してきます。
つまりは、入眠直後に落ちる深いノンレム睡眠とその90分後の2回目のノンレム睡眠までを深く落とせれば、その後の3回目4回目に来るノンレム睡眠も浅くならず、4~5時間後の明け方に目を覚ますことが無くなるわけです。
このため、この冷却ジェルパッドの凍ったジェルは2時間、0℃以下を保つことで強力に首から後頭部を冷やし続けます。
冷却ジェル×接触冷感ZZZKANパッド
この「深冷却ZZZKANパッド」は、
- 高密度架橋ジェルパッド
- 立体構造編物インナーカバー
- PCM接触冷感カバー
を重ねた3層構造の冷却枕カバーです。
メインは冷凍して使う高密度架橋ジェルパッドで、冷凍庫内で6~10時間凍らせて使用します。これで、前作(2024年)の冷蔵の枕パッドよりもスタート時の温度がより低く、-13℃付近からとなりより冷たさが長続きするということになります。
前モデルの「冷蔵」ということは、5℃以下には下がらないということになります。
冷凍ジェルパッドは熱伝導性が高く薄いアルミシートとポリエチレンフィルムでパウチされていますので、折り曲がるくらいにしなやかで柔らかくなっています。かといって耐久性には問題なく、破けることなく5年程度は使えるようです。
仮にこのアルミのパウチが破けたとしても、中のジェルはグミのような状態のため流れ出ることは無いということです。
凍ったジェルの冷気を直接肌に触れないよう、その上には通気性の良いクッションとして立体構造編み物インナーカバーがあり、裏のジェルに面する側には結露防止と蒸れにくいように、除湿シートが入っており不織布でカバーされています。
さらに肌に触れる外側にはQ-max 0.396の接触冷感生地のアウターカバーがあります。今どき、0.396はそれほど冷たくは感じないかな、0.5~0.6というのがザラにありますので。
とまぁ、この3層構造となっています。
冷凍レベルの冷たさで熱帯夜の寝苦しさを断つ
さて早速、高密度架橋ジェルが封入されたアルミシートを冷凍庫に入れて試してみます。冷凍庫へ入れる際には、冷凍庫内の匂いがパッドに移らないように、専用収納ケースへ入れて冷凍します。
冷凍庫内には、冷凍食品やらアイスやらが入っており、食材の匂いは気になります。
ただし、このジェルパッドを冷凍する際に使用するジッパーケースですが、これは毎日使うことになると思うのですが、何度も出し入れをしていますとアルミシートの端で口が切れてしまうのでは?と感じました。
大きさがギリなので、耐久性に難ありと見ます。少し大きめだと引っかからないので切れてしまうことはないかなと。
冷凍庫へ入れて8時間後、取り出してみますとジェルはカチコチの板状になっており、強く押すとシャリシャリといったようなシャーッベットのような状態でした。アルミのシートは、全体的には硬い一枚板のような感じで、折り曲げるとシャリっという音とともに降り曲がるという状態です。
この二つ折りで凍らせた高密度架橋ジェルパッドのアルミシートを伸ばし、立体構造編物のインナーカバーへと入れます。大きさがほぼピッタリなので、すこし生地を伸ばしながら入れていきます。
さらにこれを、PCM接触冷感カバーへ立体構造編み物のクッション部が頭の方へ来るように入れて、ファスナーを閉じます。こちらもほぼぴったりの大きさで、遊びはありません。
ジェルシートとインナーカバーは日本製で、アウターカバーは中国製です。アウターカバーの縫製や作りなどはしっかりとできており、中国製によくあるようなバリや縫い糸のほつれなどは見られないので、よくできていると思います。
これまた中国製にはよくある、ファスナーの走りが悪いというようなこともなく、スムーズに開け閉めができます。
熱帯夜を快眠へと導く枕カバーのはずが
この「深冷却ZZZKANパッド」は、入眠直後2時間の頭部の熱を逃がし、深く冷やすことで深部体温を下げ寝やすくすることを目的にした製品と説明されています。
早速、冷凍した冷却ジェルをセットして枕の上に乗せて寝ます。その瞬間は、後頭部がヒンヤリとして気持ちよいのでした。
ところが、頭の後ろが硬くてなかなか寝付けません、しばらくゴロゴロしていてどのくらい経ったでしょうか、いつもよりも寝落ちするのに30分くらいは余計に時間がかかったのでした。
さらに、3時頃に一回目を覚ましてしまいます。うっすらと目が覚めたので、時計を見たところ3時過ぎでした、そのまま起きずに再び二度寝をしたのでした。
これは、入眠の2~3時間後の眠りが浅く、目を覚ましてしまっていることになります。コレのせいか、翌日は日中もやたらと眠く午後に2時間ほど昼寝をしてしまいました。
また、朝起きた時に背中がバキバキに痛かったのでした。これも起きて動き始めると痛みも引いていきましたので、寝ている間の血行が悪くなっているのだと思います。
これまで成長ホルモン剤を服用している間は、夜中に目を覚ますことはほぼ無いことから、今回3時に起きてしまったことはこの冷凍ジェルマットのせいである可能性が高いと思われます。
これが2日間、冷凍ジェルマットを使用して寝たところ、2日間ともにこの状態にあったことからも、これが原因であることは確定です。
ではなぜ、そのようになるのかということですが、
- 朝、背中がバキバキに痛い
- 枕がテンピュールの低反発ピロー
- 冷凍ジェルパッドが凍っていると硬い
テンピュールの低反発枕は、頭を包み込んで沈み込むことからちょうど良い高さとなります。ところが、このZZZKANパッドは立体構造編物インナーカバーがクッションになっているとはいえ、冷凍されたパッドは硬くテンピュールほどには沈み込まないため、頭の位置が高くなってしまうと考えられます。
これで肩や背中の筋肉が緊張してしまい、深い睡眠が得られていないと考えられるのです。
入眠直後の寝落ちに時間がかかりなかなか寝付けなかったのも、この頭の位置が原因だと思われます。
深冷却ZZZKANパッドの問題点
この「ZZZKANパッド」を枕ではなく、平らな背中に入れて背中から冷やすようにしたところ睡眠途中の深夜に起きませんでしたので、やはり頭が沈み込む枕カバーとしての使用は難しいとなります。
硬い枕を好み高反発枕で寝られている方にとっては、もしかしたら問題にはならないのかもしれません。
さて、他にも問題点はいくつか見つかります。
また、朝にジェルパッドをカバーから出しますと、けっこう結露があります。冷凍庫へ入れる前にタオルで拭く必要があるくらいですので、起きてすぐに拭けるよう枕元に専用のタオルを用意しておく必要があります。
また、朝起きた際にはジェルパッドは完全に溶けており室温に戻っていいます。ここでアウターカバーのQ-maxが0.396とあるのですが、実際に今使っている接触冷感シーツのQ-maxは0.5で、これと比べますと若干冷感は弱く感じます。
今どきは、Q-maxは0.5~0.6くらいは無いと、冷却ジェルが暖かくなってきたら普通の枕カバーなので不満が残ります。
あと、これはもうしょうがないことなのですが、毎朝冷凍庫へ出し入れをするのは、やはり忙しい朝ですと面倒くさいかな・・・冷凍庫の一番上へ置くのですが、そうすると下の食材やドリンクを出し入れしづらいというのがあります。
これらを考えますと、ジェルパッドを冷凍するよりはQ-max6くらいのヒンヤリ枕カバーの方が、コスパと満足度は高かったのかなとは思います。1月頃よりガジェット紹介をしてきていますが、初の”失敗”とまでは言わないですがちょっと外したかなぁという感じです。









